プロジェクト一覧


グローバルと足元の多文化をつなげながら、「自分事」として困難を抱える内外の移民・難民・マイノリティの子ども・若者等の「困難」に対応するために、教育・福祉、国際協力、グローバル多文化力をそれぞれ部門として設けて相互に補完します。


教育・福祉

「グローバル」な移民・難民、国際移動、南北格差等の課題と、自分の身近な「多文化」とをつなげて理解できるような、「グローバル多文化力」の育成につながる教材開発、調査等をします。困難を抱える子ども・若者に対して、「教育」だけでなく、「福祉的視点」をあわせ持つことは大切です。今まで見えなかった日本社会の中の多様性を「見える化」「聞こえる化」することによって人の意識、行動は変わります。諸外国での状況との比較、問題提起、政策提言をしていきたいと思います。

国際協力(持続可能な教育開発)

子ども・若者を、認知的な面でも非認知的な面でも全面的に育成するモデルとして、2000年代半ばあたりから日本の教育モデル(Tokkatsuモデル)が国際的に評価されるようになってきました。こうした、日本の教育モデルの長所を生かし、国際発信することによって国際貢献し、国際親善にもつながります。同時に、日本の教育モデルを学ぼうとしている社会の多くは日本よりも多文化社会としての経験が長く、日本もまた学ぶことによって、日本の教育もまたよくなってゆくことが期待されます。「教育・福祉」「グローバル多文化力育成部門」と一緒に相互補完的に組まれています。

グローバル      多文化力育成

日本では、「国際、グローバル」というと「英語力」と同一視しがちです。しかし、英語力は目的ではなく手段です。日常的に多文化を実感する、グローバル社会を身近に感じる。本部門は「グローバル多文化力」を身に付けるための英語力を目指します。